ドラゴンボールファンとして鳥山先生へ

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「この日」が来るのは、もっとずっと先のことだと思っていました。

それが思ったよりも全然早く来てしまった。

私は、日頃ニュースを見ません。
社会で起きている、自分にはどうしようもできないニュースを見てるとやるせなくなって来るし、
昔は、社会人ならニュースや新聞を見て社会情勢を把握しておきましょう、みたいなことが
よく言われていましたが、そういったことも今の仕事には関係無いので、
何か大きい出来事が無い限りは見ないことにしていました。

なので鳥山先生のことも友人からの連絡で知りました。

友達が嘘言うわけないし頭ではわかっているんだけど、
受け入れたくない、信じたくない気持ち。

連絡を受けてあわててヤフーニュースを見ると、尾田先生や岸本先生の追悼文が出ていて、
ああやっぱり。本当なんだって。

私はドラゴンボールGTがもろにリアタイ世代でした。
兄がジャンプ読んでたしドラゴンボールはもちろん買ってあったし、
アラレちゃんも再放送で見ていました。

生活の中に、当たり前のようにあった鳥山先生の作品。
尾田先生が血液レベルで好きって表現を使っていましたが、すごく的確な表現だなと思いました。
血液、DNAに刻みこまれてるなって。


大人になって読み返せば読み返すほど、ドラゴンボールがどれほど凄い作品か再認識させられます。
あのデフォルメの表現は、鳥山先生にしか描けないと思う。
何回読んでもおもしろくて全然飽きない。

改めてドラゴンボール読み返すとね、悟空って、鳥山先生そのものだと思う。
キャラクターの人格っていうのは、もともとは作者の中にあるから。

昔私が幼い頃、エアコンの修理業者のおじさん(おにいさん?)が来ていて。
アラレちゃんがテレビで流れていたんですよね。
したらそれに合わせて修理業者の人が歌い始めたんですよ。
「きーたぞーきたぞアーラレちゃん~♪」有名なあの曲です。
なんかそれが子どもながらに恥ずかしいけど嬉しいっていうかね。
それを思い出して、こみあげてくるものがありました。

まだ寂しいし辛いし受け入れたくないですが、
でも最終的には本当に感謝しかないです。

鳥山先生、とても素晴らしい作品をたくさん、ありがとうございました。
本当に大好きです。
お若い頃から注目されて、きっと体も気持ちも休まることがなかなか無かったと思います。
お疲れさまでした。ゆっくり休んで下さい。
ご冥福をお祈りいたします。