何でもすぐには上達しない

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ちょっとこれは、自分への戒めとして書いています。

恐らく今月で本格的に絵の練習を始めて1年が経ちました。
最初の頃のスケッチブック見るとひどくて見れたもんじゃありません。
じゃあ今はうまくなっているのかっていう話ですが、・・・○| ̄|_

早くうまく描けるようになりたいなあ、と思いながら練習する毎日。
Twitterは本当に絵のうまい方ばかりで、投稿することをためらうときが多々あります。
プロで絵のお仕事されてる方もたくさんいらっしゃいます。
そういう人の絵を見るとこんなにうまく描けてうらやましいなあと思ったりもします。

けどそういう方たちは、すごい努力をされているのだろうと思います。

どうしても人って表面上のことしか見ないので、ただ単に絵うまいよな、いいなあ羨ましいって
思いがちだし時にはそんなこと言ってしまう。
でも裏でその人がどんな努力をしているかっていうことをたまに忘れちゃうんですよね。
それは決して目に見えるものではないから。



最近こんなことを思い出しました。

私は小さいころ強制的にピアノとバレエを習わされていました。
きっと母は自分の幼い頃できなかったことを私にやってほしかったのでしょう。
ピアノに関してはそれはもうスパルタでした。

毎日何時間もピアノの前に座らされて、ちょっとでも間違える、もしくは態度が悪いと
分厚い楽譜でバシッと叩かれます。
毎日泣きながら練習していました。

ピアノを習う前に先生からあらかじめ渡された楽譜一冊を全部完璧に弾けるようにして、
先生の前で演奏したとき、「え、これ全部できるようにしてきたの?!」と驚いていました。
(ていうか多分そこまでする必要はなかったんだと思います😅)

そんな練習漬けの日々を重ねて、小学校3年くらいにはかなり難しい曲を弾けるようになっていました。
私がピアノを弾いているのを見て、同級生の子が言います。

「いいなあそんなうまく弾けて。私もその難しい曲弾きたい」と。

思わず「そんな簡単じゃないよ」という言葉が出てしまいました。
(すみません小学生の発言と思ってナマイキを許してください😱)
と同時に、私のここまでの努力を知ってそれを言っているのか、とも思いました。
この曲をひけるようになるまでに、どれだけ練習に時間を費やしたか・・・

しかし…そんな何十年前のことをすっかり忘れていて、(もうピアノもやめちゃってるし)
自分もその同級生のようなことを思ってしまっているということに気がつきました。
これはダメだなあ、と反省…


人間過去に思ったことでもあっさり忘れちゃうものですね。

それとひとつ思ったのは、過去のピアノの練習方法をそのまま絵の練習方法に組み込めばいいのかな?
と思いつきました。

私の場合は絵がまだまだなので、ピアノの練習方法はこうだったから
絵の練習はあーしてこーして~って書くとどの口が言ってるんだ、っていう話になっちゃうので、
もうちょっと実践して効果があったらまた書き起こしたいと思います😓

ひとつのことを続ける・・・本当に難しいことです。
ピアノも私にとっては厳しいイメージがありますが、すごく色んなことの参考になると思うと、
やっていて無駄じゃなかったと思えます。
(もう今は全然ひけません😓)

覚書として、またすぐに結果を出したいと思う自分への戒めとして書きました。